手作りせっけんで髪を洗う
- pastel_carré
- 2019年3月1日
- 読了時間: 4分
更新日:2019年3月2日
手作り石鹸で洗顔すると、皮膚にうっすら油膜ができてしっとりする。
夏場は化粧水つけるのをうっかりするくらい。 でもやっぱ、つけたほうがいいよ。 あとから肌が「やっぱ、水がほしいよ~~」と訴えてきます。
シャンプーとなるとそう簡単ではないってこともある。
弱アルカリ性なので、洗い流した直後は髪がきしきしとします。
初めは驚くかもしれませんが、コンディショナーやリンスですぐにしんなりと落ち着くのでご安心を。
また、地肌や髪のタイプによってはなんとなくべたつく、という人もいるみたい。
これは、石けんの余剰油分で皮膜ができることが影響するのでしょう。
地肌がオイリーな方や柔らかい髪質の方には、シャンプー用に作った石鹸よりもスタンダードレシピの石鹸のほうが向く傾向があるようです。
石けんシャンプーをすると蓄積したコーティング成分を落とすため、慣れるまでに数週間ほどかかる場合があります。
洗髪後のヘアケアを十分にして下さい。地肌がクリアになっていくと自然に髪が潤うようになります。
良い石鹸は髪を洗ってみるとよくわかります。
お気に入りの洗顔石けんが見つかったらシャンプーも試してみませんか?
市販のシャンプーで体験したことのない気持ちの良さ!
そして、使うほどに子供の頃の健康で艷やかな髪が蘇ります。
■石鹸シャンプーの手順■
1.荒めのコームで全体を軽く解いてから、シャワーで髪をよく湿らせます。
2.石鹸を髪の生え際全体にこすりつけるように。その後、指先で頭頂部まで十分に泡立てます。
3.地肌をマッサージするように。毛髪は直接洗わないで下さい。
4.すすぎは十分に、これでもか!っていうくらいです。
5.コンディショナーをつけて、やはり十分にすすぎます。
6.タオルで頭皮に空気を入れるような感じで水分を取り、毛先は押さえるように拭きます。
7.ドライヤーの温風でよく髪と地肌を乾かし、その後冷風にして全体を引き締めます。
石鹸シャンプーにはお酢やクエン酸でのリンスを使うように勧める方が多いようですが、普通のコンディショナーやトリートメントでも大丈夫です。
石けんの余剰油分がある程度残りますので、軽めの使用感のものを選んでよくすすいで下さい。
酢でリンスしたほうが市販のものを使うより、すっきりとして癖になりますが。
石けんシャンプーに髪が慣れてくると髪が健康になり、コンディショナーやトリートメントでべたつくようになることがあります。
その場合はクエン酸や酢のリンスや、市販の石けん用コンディショナーなどに切り替えると良いと思います。
*石鹸シャンプー用のリンス
パックスナチュロンリンス、パックスオリーリンス、シャボン玉石けんリンスなどがあります。アマゾンなどの通販で入手できます。
私の場合は、自作の石鹸を使うようになってから、ロングヘアにしても全然枝毛ができません。カラーリングしても殆どダメージを受けなくなりました。
そして、以前は市販のトリートメントを使っても、少しつるっとするくらいであまり効果を感じなかったのですが、今は1000円以下のものでもつやが出ます。あくまで私個人の体験ですが、ご参考までに。
↑この体験の詳細を「アミノ酸系シャンプーから石けんシャンプーへ」に書きました。
シャンプー用の石けんを選ぶ場合は、きめ細やかな泡立ちのものよりもふんわりと泡立つタイプを。洗髪時の髪の摩擦を防ぎます。
シャンプー使用におすすめの石けん<リンクは準備中です>
マルセイユ石鹸
アボカドオイルベース
はちみつ配合
ククイナッツオイル配合
ベスト・バランス・ソープ
スタンダードレシピ(柔らかめの髪に)
☆追記
・原料オイル以外には何も加えておりませんので、硬めの髪質の場合は柔らかめに仕上がるコンディショナーなどを使用するとしなやかに洗い上がります。
・髪の痛みが激しい場合は、コーティング剤などがクレンジングされ、髪のダメージ部分にコンディショナーやトリートメント類が入り込みやすくなる場合があります。湿布後はよく洗い流してください。それでもベタつきを感じる場合は、クエン酸リンスやさっぱりとしたタイプのコンディショナーに変更してください。
・ヘアマニキュアでカラーリングをしている場合、マニキュアの直後は色落ちしやすくなります。個人差がありますが、色落ちしやすい場合は、カラーリングの直後にはアミノ酸系のシャンプーを使用し、一週間ほど経ってから石けんシャンプーに切り替えてください。

Comments